発熱は病気を治す自然の力

いわゆる風邪で熱が出たという
人も多いと思います。

なぜ風邪をひくと熱がでるのか?

日本人の中には
「発熱」を怖がる人も非常に多く
その共通認識が

発熱 = 病気

発熱 = すぐに下げる

発熱を怖がる人の多くが
発熱は悪い事だと思って
いるようですが

多くの場合は
そうではありません。

逆に風邪の時に
発熱をすることで
その後のカラダが丈夫になり
他の病気になりにくい体質になる
ことも分かっています。

発熱をおこすメカニズムは
ウイルスや細菌が体内に
入り増殖すると

脳がそれを感知して
体温をあげます。

これが発熱です。

病気の元になるウイルスや
細菌が発熱を
促しているのではなく

脳が体内でウイルスや
細菌の数が増えないように
するために発熱をしています。

つまり、病気が悪化しないように
病気が治るようにする為に
脳がカラダに指令をだして
発熱をしています。

発熱 = 病気を治すシステム

このように考えましょう。

・・・・

風邪の時に発熱をすると
病気を治すうえで
どんな良いことがカラダに
おきているかをあげてみます。

1、 ウイルスの増殖を抑える

2、免疫細胞を活性化させる

3、白血球の殺菌作用を高める

4、白血球の運搬能力を高める

これらは全て
風邪を治すのに必要なことです。

もちろん発熱をしないで
風邪が治ることもありますが

この場合は通常モードの
免疫細胞や白血球の力で
ウイルスをやっつけています。

しかし、ウイルスの勢力が強いや
自身の免疫力が弱い時に

脳は発熱をして体温を上げ
ウイルスの力を弱め
免疫細胞や白血球の力を
高めるのです。


少し発熱に対するイメージが
変わりましたか?

ひと昔は発熱は怖いや
発熱をするとすぐに薬で下げる
といった洗脳をされていた人が
多くいました。

この洗脳は風邪をひくと
病院に行き薬で治すといった
医療マーケティングです。

いわゆる
病院が儲かる仕組みです。

世界の中で風邪薬で
風邪が治ると信じているのは
日本人だけで

抗生物質、解熱剤、胃薬、
下痢止め、咳止めなど

病院でもらう薬は
風邪を治すのではなく
ただ症状を楽にしているに
過ぎないのです。

しかも、抗生物質は
風邪のウイルスには効果が
無いばかりか、免疫力の要となる
腸内細菌を死滅させるので
とうぜん免疫力は下がります。

解熱剤も同じで
免疫力を下げます。

なので、世界の常識は
風邪を薬で治すのではなく

水分をとり、暖かくして
寝て治す。

つまり、自然治癒で治すのが
常識なのです。

そろそろ日本人も
目覚めないといけませんね。

さらに発熱はガンの予防にも
なることが分かっていて

高熱をだしている時に
小さなガン細胞は死ぬと
言われています。

戦争中、マラリアで高熱を
出した多くの兵士のカラダから
ガン細胞が無くなっていたことから

ガンは熱に弱いことが発見され
ガン細胞に対する温熱治療の
研究が始まったと言われてます。

また、高齢者が肺炎で
死亡するのも高熱を
出せない為だと言われてます。

高熱をだせるのは
健康な証拠。

これをこれからの
社会の常識にしたいものです。

ちなみに免疫力が強い人は
高熱を出さなくても病気を
やっつける力があります。

「平熱」についても
勘違いをしている人が
多いです。

私たちの平熱は
36.6度から37.2度の間なら
「普通」です。

37度で熱が出たと言って
あわてて薬を飲む人がいますが
それは間違い。

もちろん低体温の人も
平熱は 同じです。

よくある悪いケースだと
低体温の人が38度ぐらいの発熱で
解熱剤を飲み熱を下げることで
さらに低体温体質はすすみます。

低体温の人は平熱になるように
日ごろから食事、運動、入浴
などを改善しましょう。

低体温については
またの機会にお話しします。

・・・

もし、風邪をひいて
発熱をしたら

寝て休んで治す。

・・・

この当たり前の
風邪の治し方にする事で
あなたのカラダは
元気になっていきます。

ただし小さな子供は
急激にあがる高熱は
脳症の危険もありますので

39度を越す発熱時に
異常があれば自己判断しないで
病院に行ってください。

あと、
糖尿病、高血圧、肺疾患を
持つ方は発熱をしたら
2日間は様子をみて下がらなかったら
病院に行くことをおすすめします。

発熱とは37.2度を
こえる熱です。

通常の体力、免疫力なら
38度~39度の高熱は
なんの心配もありません。

寝てたら治ります。

これは、
新型コロナウイルスも
同じです。

新型コロナウイルスも
通常の免疫力だと
発熱をして自然治癒しますので

感染予防対策はしながらも
必要以上には怖がらないように
しましょう。

怖がることで、
免疫力は下がります。

心配は大丈夫。
しかし、恐怖はダメです。

恐怖は病気を引き寄せる
邪悪な心です。

こんな時だからこそ
カラダの力を抜き
姿勢を正し、深呼吸をして
カラダや心を
リラックスさせることが大切です。

世の中が乱れている時こと
心を穏やかにお過ごし下さい。

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