健康の柱は4つ
私たちの健康は
コントロールできないことと
できることに左右されていると
思います。
コントロールが
できないことといえば
気温、湿気、空気の汚染など
個人の力ではどうしようもない
ことになります。
今年の夏はとても暑かったので
そのことで免疫力が下がり
風邪やインフルエンザに
かかりやすくなっている人が
多いのが現状だと思います。
コントロールができないものに
対しては知恵を使って対応します。
例えば、
暑い日は水分補給をしたり
カラダを冷やして対応するや
空気が悪ければ
空気清浄機を使ったり
マスクをして対応することで
健康への被害を最小限に
抑えることができます。
コントロールできないものには
抗うのではなく知恵を使って
対応すると考えてください。
逆に自分でコントロールが
できる事とは何でしょうか?
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健康を考えるにあたって
大切な4つの柱があります。
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この柱は自分でコントロールが
できるので健康を考える時には
必須不可欠なものになります。
その柱とは
・運動
・食事
・呼吸
・ストレス管理
です。
体調が悪いやカラダの
どこかが痛い人の多くは
この4つのバランスが
崩れていることが多いです。
例えば、
運動を十分にしていても
食事の内容が悪いと
病気になります。
食事に気をつけていても
呼吸が浅いと
病気になります。
運動、食事、呼吸を
気をつけていても
家族の人間関係が悪くて
ストレスが多いと
病気になります。
このようにカラダに不調を
感じている人は
運動・食事・呼吸
ストレス管理のいづれかを
怠っている可能性が高いのです。
ということは
この4つを見直して改善すれば
体調も良くなるはずですね。
角度を変えて考えると
やりすぎも病気になります。
運動をしすぎても
それがストレスとなり
体調が悪くなるし
食事にこだわり過ぎても
それがストレスとなり
体調は悪くなる。
何でも完璧主義は良くなく
点数で言うならば平均点が
70点ぐらいがちょうどいい。
つまり、
健康の柱である
・運動
・食事
・呼吸
・ストレス管理
これらの平均が70点になるように
生活をすると良いことになります。
運動もそこそこはしている。
食事も少しは気にしている。
呼吸も深い呼吸を心がけている。
物事をポジティブに考えて
ストレスを溜めないようにしている。
これで最低限の健康は
保たれるはずなのですが
多くの人にとって
厄介なのが食事です。
カラダは食べたもので
作られているということを
どれだけの人が
意識して食事を
しているのでしょうか。
なので、食事について
少し深堀りをしてみます。
「1日3食、食べましょう」
「少食にしましょう」
「野菜を食べましょう」
「タンパク質を摂りましょう」
巷には健康になるための
情報がかなり溢れています。
どれが本当なのか?
と正解の答えを探して
迷っている人も多いはずです。
食べたものが私たちの
健康を左右するのは
絶対的な真実ですが
一つの正解を求めると
闇の罠にハマってしまって
健康になれないことが多いです。
例えば、
「毎日、必ずこれを食べます」
「絶対に、これは食べません」
この思考パターンは
正解を求めてカラダに良いものは
食べるが悪いものは食べないという
考えですが
結果的に体調が悪ければ
それはあなたに合っていない
食事となります。
つまり、他人が良くても
あなたには合っていないと
言うことです。
では、どう考えれば
自分に合った
食事になるのでしょうか?
答えはシンプルで
次のように考えてみてください。
==========
体調が良ければ、続ける
体調が悪ければ、逆をする。
==========
例えば、
1日3食で体調が悪ければ
食事の回数を減らして減食します。
減食をして体調が良くなれば
それを続けます。
しかし、そのうちに
体調が悪くなれば
食事の回数を増やします。
パンや麺類が好きな人で
体調が悪ければ
それらを減らして米と
野菜の食事にします。
それで体調が良くなれば
それを続けます。
野菜中心の食事で体調が
悪ければ肉を増やし
肉中心の食事で体調が
悪ければ野菜中心の食事に
変えます。
それで、体調が良くなれば
それをキープ。
キープをしていて
再び体調が悪いのであれば
逆の食事に戻します。
こんな感じで
体調が良ければ続けるが
体調が悪くなれば反対にする。
こんな感じで
絶対的なものを作らずに
体調を見ながら様々な
パターンで食事をしていると
意外と一年通してまんべんなく
健康でいられます。
逆に、
これは良くて、あれはダメだと
すぐにジャッジをする人は
カラダを害する人が多いように
思います。
人間関係も同じで
あの人は良くてあの人はダメと
すごくジャッジをする人は
人間関係で悩むことが多いです。
自分と違う意見を
拒絶するのではなく
「そんな考えもあるんだ」
ぐらいの気持ちで
違う意見を自分に
取り込むくらいでいると
人間関係もうまくいきます。
つまり、
一つの正解を求めるということは
健康に関しても
人間関係にしても
よくないという事です。
具体的な事例を出すと、
タバコが肺がんに良くないと
禁煙活動が盛んになりましたが
いまだに肺がんは増えています。
もちろん吸い過ぎはだめですが
問題なのは真の肺がんの犯人を
医療が探していないということです。
塩の問題も同じです。
塩が高血圧に悪いといって
減塩活動が盛んですが
高血圧の人は減りません。
高血圧、糖尿病、コレステロール、
鬱(ウツ)、癌
これらの原因は
少なくとも食事の影響は
あるはずです。
ですので、薬を飲み続ける前に
自分の食事を変えてみるのが
健康に近づく近道になると思います。
現代の食生活は飽食時代で
糖分と小麦、脂肪が多いのが
特徴となっていますので
体調が悪いのであれば
これらを避ける食事に
変えてみるのも良い選択です。
最後になりますが、
健康は4つの柱で決まるという
内容をお伝えしました。
運動、食事、呼吸、ストレス解消
これらは健康を維持するために
自らがやらないといけない
必要最低限の自己責任です。
運動が足らないのでは?
運動をやり過ぎていないか?
好きなものだけ食べていないか?
全体に食べ過ぎていないか?
呼吸は浅くなっていないか?
ネガティブな言葉を発してないか?
ストレスを溜め過ぎていないか?
人間関係のストレスはないか?
そして定期的にこれらを見直して
自分の体調に合っているかを
確認しなければいけません。
できれば、これらを
年に3回は確認して
進化させるところは、進化させて
改善するところは、改善する。
健康的な生活とは
誰かがやってくれるものではなく
自分でプランを決めて実践して
それを定期的に見直しをして
改善していくもの。
あなたに合った健康法を
このように考えていただけると
健康的な生活になると
思いますので参考にしてください。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
来年の更新もお楽しみに!
来年もあなたが
健康でありますように!
藤田隆弘
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