梅雨時期の体調管理!
梅雨の時期は
体調がすぐれない人が
多くなってきます。
この原因として
考えられることは
低気圧による血流障害です。
具体的に説明します。
梅雨の期間は低気圧が
日本上空に停滞します。
低気圧は物理的に
血流を悪くしますので
結果的に身体を
「冷え」の状態にします。
物理的にといいましたが
もう少し説明すると
低気圧はモノを地上から
引き上げる力があります。
モノだけでなく
人間も引き上げられることで
身体の中は頭の方へと
引っ張られる状態が続き
細胞間が引き離される力が加わり
それによって
血流が悪くなり血流障害を
おこします。
これとは逆に
高気圧の時は細胞間が
適度に密着させられることで
血流が良くなります。
天気が良いと、気分が良く
天気が悪いと、気分が悪いのは
こういった関係が
気圧と細胞にはあるのです。
・・・
低気圧によって
血流は悪くなりと
その結果、身体は
「冷え」の状態となります。
症状的には
・頭が重い
・胸が苦しい
・食欲がない
・お腹がはる
・むくむ
そしてこれらがさらに
悪化すると
・頭痛
・不眠
・下痢
・めまい
・動悸
・不安や緊張
・イライラする
・重症の肩こり
といったように
自律神経が乱れる症状と
なっていきます。
「冷え」が悪化した状態が
自律神経失調症の状態です。
つまり、
梅雨の時期は
体調がすぐれないのは
冷えによる
自律神経失調症です。
・・
東洋医学では
梅雨の時期に体調を崩すのは
暑邪(しょじゃ)と
湿邪(しつじゃ)によるものと
考えています。
邪気とはカラダを
悪くする気のことです。
暑邪や湿邪は
停滞する性質があり
身体を動かさないと
体内に溜まっていきます。
暑邪や湿邪が
停滞しないように
身体を動かして汗をかき
新陳代謝を上げて
体内の水分の排泄をするように
心がけてください。
入浴やサウナで
汗をかくのも良いと思います。
・・・
邪気によって
胃腸は働きが悪くなり
それが続くと
胃腸がむくむ状態になります。
胃腸の働きをスムーズにする
おすすめの食材は
しそ・玉ねぎ・ネギ・生姜
ニンニク・山椒・唐辛子
ニラなど。
これらを積極的にとることで
改善していきます。
逆に小麦粉などに含まれる
グルテンやレクチン。
牛乳などに含まれる
乳糖やガゼインは
日本人の身体にとって
消化が難しい成分だと
言われています。
そのため人によっては
これらが原因で腸内環境が
崩れて内臓のむくみが
生じるケースもたくさんあります。
なので梅雨時期に
身体の不調が出る人は
パン・麺類・乳製品を
やめてみるのも対策だと
思います。
さらに付け加えると
糖質は体内に水分を
溜め込む作用があります。
特に脚のむくみは
砂糖や小麦の摂りすぎが多く
気になる人は
控えた方が良いでしょう。
逆に
ハト麦茶やなた豆茶など
利尿作用があるモノを
梅雨時期はとると
身体は楽になります。
・・・
梅雨時期の邪気による
身体の不調を治すツボが
肘の内側にあります。
専門的に言うと
心経の 少海
小腸経の 小海
東洋医学のプロだと
このツボから邪気を
引き抜く治療をします。
代用としては
カラダが辛い時に
肘の内側から外側にかけてを
熱い蒸しタオルで温めると
良いと思います。
また、熱いお湯を
バケツに入れて
そこに肘が赤くなるくらいに
60秒〜90秒浸けるのも
良いと思います。
・・・
梅雨時期の体調不良も
以下の事を意識すると
改善していきます。
・血流を良くする
・汗や尿を出す
・食べ物を改善する
・セルフケアをする
これらを習慣にして
梅雨の季節も元気に
楽しく過ごしましょう!
あなたの身体が
梅雨から守られますように!
藤田 隆弘
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